houtou blog

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静岡県伊東市での小田原中継局受信

2011年の2月に静岡県の伊東市で東京キー局の受信を試みましたが、当時は東京タワーと小田原中継局がNHK-Gを除いて同一チャンネルを使っていたため、両局の電波が届く伊東市では、デジデジ混信の症状が確認出来ましたが、小田原中継局が今年の3月にリパックが実施され送信チャンネルが変わったため、小田原中継局が問題なく受信が出来るか、再度調査に行ってきました。

静岡県伊東市での東京局受信(地デジ)(houtou blog 2011年2月26日)

宇都宮市から伊東市までは片道250kmほどあり、車で約4時間ほどかかりました(^^;


小田原中継局と伊東市の位置関係はこの様な感じになります。(Dpaの放送エリアのめやすより)

小田原中継局

Dpaの放送エリアのめやすでは、小田原中継局からのビームは熱海方面にも伸びているようですが、伊東市までは届いていないようですね。放送エリアのめやすで色づけされているエリアは60dBμV以上の地域となりますので、色は付いていませんが、昨年の2月に測定をした時には、弱いながらも電波が届いていました。

前回の測定と同じく、伊東市の猪戸地区にある高層ビルの屋上にて測定をしました。一般的なアンテナ高ではない点をご了承下さい。

ビルの屋上からの景色はこの様な感じです。

伊東市 景色
小田原中継局のある真鶴半島が目視できます。

今回測定に使った機材はマスプロ電工のLS20と同社のレベルチェッカーLCV2です。

まずは真鶴半島と初島の両方が目視できる位置にて、真鶴半島にLS20を向けて測定をしました。

<小田原中継局・真鶴半島向け>
19ch 45.1dBμV BER:0.00E-0 CN:27.4dB
31ch 42.4dBμV BER:2.38E-6 CN:25.7dB
34ch 41.8dBμV BER:0.00E-0 CN:23.4dB
36ch 45.7dBμV BER:0.00E-0 CN:28dB
38ch 46.5dBμV BER:0.00E-0 CN:30dB以上
47ch 43.7dBμV BER:0.00E-0 CN:29.8dB
49ch 44.5dBμV BER:0.00E-0 CN:30dB以上
52ch 43.9dBμV BER:0.00E-0 CN:29.3dB

31chと34chの品質があまり良くないため、真鶴半島にLS20を向けた状態で、初島から出ている熱海中継局も測定しました。熱海中継局からは29chと33chが出ているため、隣接チャンネルの影響を受けていないか確認をしました。

<熱海中継局・真鶴半島向け>
13ch 58.0dBμV BER:0.00E-0 CN:30dB以上
14ch 55.8dBμV BER:0.00E-0 CN:30dB以上
15ch 55.6dBμV BER:0.00E-0 CN:30dB以上
17ch 58.8dBμV BER:0.00E-0 CN:30dB以上
29ch 64.8dBμV BER:0.00E-0 CN:30dB以上
33ch 64.0dBμV BER:0.00E-0 CN:30dB以上

真鶴半島方向にLS20を向けた状態でも、熱海中継局の電波は強く入ってくるようですね。小田原中継局の31chと34chの品質があまり良くないのは、熱海中継局から出ている29chと33chが影響している可能性がありますね。


熱海中継局の電波が入ってこない場所の方が小田原中継局の電波状況が良くなるのではと言うことで、初島方面に遮蔽物(コンクリート製の建物)のある所で測定をしてみました。

<小田原中継局・真鶴半島向け>
19ch 47.3dBμV BER:0.00E-0 CN:30dB以上
31ch 45.6dBμV BER:0.00E-0 CN:30dB以上
34ch 44.1dBμV BER:0.00E-0 CN:30dB以上
36ch 47.8dBμV BER:0.00E-0 CN:30dB以上
38ch 49.1dBμV BER:0.00E-0 CN:30dB以上
47ch 48.5dBμV BER:0.00E-0 CN:30dB以上
49ch 48.9dBμV BER:0.00E-0 CN:30dB以上
52ch 48.0dBμV BER:0.00E-0 CN:30dB以上

小田原中継局の全チャンネルのBER、CN値が良くなりましたね。ただ、31chと34chは他局よりレベルが低めの傾向があるようですね。


小田原中継局がリパックされる前までは、東京タワーとのデジデジ混信がありましたが、チャンネルが変更になったことにより、伊東市でも小田原中継局の電波が受信しやすくなりましたね。

しかしながら、高層ビルの屋上でアンテナ直下の端子電圧が40dBμV台ですので、決して電波は強くは届いていないようです。


参考までに東京タワーや横浜の鶴見タワー方向にアンテナを向け、両局を測定してみました。

18ch 47.5dBμV BER:0.00E-0 CN:30dB以上
21ch 54.5dBμV BER:0.00E-0 CN:30dB以上
22ch 55.2dBμV BER:0.00E-0 CN:30dB以上
23ch 58.7dBμV BER:0.00E-0 CN:30dB以上
24ch 57.4dBμV BER:0.00E-0 CN:30dB以上
25ch 54.2dBμV BER:0.00E-0 CN:30dB以上
26ch 55.5dBμV BER:0.00E-0 CN:30dB以上
27ch 55.0dBμV BER:0.00E-0 CN:30dB以上
28ch 51.0dBμV BER:0.00E-0 CN:30dB以上

東京タワーや鶴見タワーからの電波は強いフェージングがあり、時間帯によっては+20dBμV程度の変動が見られました。上記は平常時と思われるレベルを載せています。海上伝播の距離がかなり長いため、海面変動による強いフェージングは避けられないようですね。

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