houtou blog

TVやFMラジオの遠距離受信の話題や日常生活など、気ままなblogですが、どうぞお気軽にお読み下さい。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

静岡県伊東市での東京局受信(地デジ)

関東では何もしなくてもキー局が全局見られると言う事で、遠距離受信とはほぼ遠い生活を送っておりますが、今回は久しぶりに遠方へ出て、出張受信を行ってみました。

今回出張受信で訪れたのは、静岡県の伊東市です。

静岡県の熱海市や伊東市、その近辺では、東京タワーからの電波が届くため、昔からVHFアンテナを東京タワーに向けて、東京キー局を見るのが一般的です。もちろん初島に熱海中継局(UHF局)がありますので、静岡県のテレビ局を見ることも可能です。

東京タワーからの電波が届いているのであれば、やはり静岡県のテレビ局ではなく、東京キー局を見たくなりますよね・・・(^^;

地デジではどうなのかと言いますと、海沿いの地区(東京方面が開けている事が条件)では、小田原中継局(以下小田原局)、もしくは東京タワー(以下東京局)からの電波が受信できるケースが多いです。しかしながら、この2局はNHK総合を除き、同一チャンネルを使っているため、小田原局と東京局の両方の電波が届く場所では、東京局からの遅延波によるデジデジ混信が発生してしまいます。

位置関係
位置関係(Googleマップより)

小田原局からの電波のみが受信できれば良いのですが、東京局からの電波も受信できてしまう場合は、東京局から126μS以上遅れて遅延波が届くため、ガードインターバルを超えてしまい、結果として受信レベルは高いものの電波の品質が悪く、ブロックノイズが出る、フリーズするなどの受信障害が発生してしまいます。

以前熱海市で小田原局の受信を試みた時は、東京局からの遅延波によるデジデジ混信がありました。テレビ神奈川に関しても、三ツ池局(親局)からの遅延波があり、デジデジ混信がありました。こちらは東京局、三ツ池局からの電波をなるべく受信しない場所にアンテナを設置することで、解消出来る場合があります。


今回受信調査に使ったのは、マスプロ電工のLS20と同社のLCV2と言うレベルチェッカーです。このLCV2は、遅延プロファイルが表示できるため、遅延時間の確認が出来ます。

測定場所は伊東市の猪戸地区ですが、小田原局と東京局の両方の電波が届いている事を確認するため、あえて高い位置で受信をしました。受信アンテナの高さは約35m近くあり、一般的な高さではないことをご了承下さい。


以下は小田原局方面へLS20を向けた時の測定値です。

23ch 小田原 レベル
小田原局(23ch・テレビ東京)の受信レベル

23ch 小田原 BER
小田原局(23ch・テレビ東京)のBER <受信不可>

26ch 小田原 BER
小田原局(26ch・NHK教育)のBER <CN値は十分ですが、エラーが多いため、ブロックノイズ、フリーズがひどいです>

レベルは低めですが、やはり気になるのは電波の品質ですね。23chのテレビ東京はCN値が15dBしかなく、BERもE-2と出ており、受信が出来ない範囲です。レベルが低いので、CN値や電波の品質が悪いとも考えられるのですが、この状態で遅延波を確認しますと、デジデジ混信が原因だと分かります。

23ch 小田原 遅延
小田原局(23ch・テレビ東京)の遅延プロファイル ※点線の位置が126μSです。

小田原局からの電波と東京局からの電波が、ほぼ同じ強さで届いている事が分かりますね。遅延時間は126μS以内ですが、両局のレベル差が無いため、デジデジ混信を起こしています。テレビ神奈川に関しても、三ツ池局(親局)からの遅延波があり、デジデジ混信を起こしているようです。

数cmアンテナの位置を変えただけでも、受信状況が大きく変動するほど受信状況はシビアです。思ったよりも東京局からの電波が強く、また小田原局との角度差が狭いため、どうしても東京局からの電波が入り込んでしまいます。
小田原局ではなく、東京局からの電波を受信しようと東京タワーへ向けると、今度は小田原局からの電波が入り込むため、中々受信は困難です。

問題なく受信をするためには、どちらかの局の電波を遮る必要があるため、かなり念入りに受信点を探す必要があります。また受信アンテナの高さも低い方が、良いケースが多いです。今回の調査のように、高い場所で受信をするのは、小田原局と東京局の両方が入りやすいので、逆効果になりやすいです。

今回は小田原方面に遮へい物(コンクリート製の建物)がありましたので、建物のそばまで移動し、東京タワーへアンテナを向けてみました。

21ch 東京タワー レベル
東京局(21ch・フジテレビ)の受信レベル

21ch 東京タワー BER
東京局(21ch・フジテレビ)のBER <受信可能>

完全に小田原局からの電波がカットされたようですね。場所が良いのか、受信レベルも小田原局よりは高めです。
遅延波を確認しますと、かなり遅れて山が一つありますが、レベル差もあるため、問題はないようです。また余計なマルチパスもありませんね。

21ch 東京タワー 遅延
東京局(21ch・フジテレビ)の遅延プロファイル ※点線の位置が126μSです。

小田原局と東京局のデジデジ混信は、熱海市や伊東市など、伊豆半島の東京方面で強い傾向がありますね。

本来サービスエリア外ですので、総務省などから対策はありませんが、小田原中継局は小田原市、二宮町、大磯町の一部地区で、平塚中継局とのデジデジ混信が発生しており、NHK総合以外の局はチャンネルが変更になりますので、熱海市や伊東市では小田原中継局、もしくは東京タワーからの電波が容易に取れるようになるかも知れませんね。


今回の調査では、小田原方面に遮へい物があったため東京局の受信ができましたが、何もない場合はデジデジ混信を解消するのは、難しいと思われます。受信レベルは高いのに、BERやCN値などが変動する、またはBERやCN値が極端に悪い場合は、デジデジ混信が起きている可能性があります。

何かの参考になりますと幸いです。

コメント

かなり前ですが、伊豆半島へ旅行したときは、
静岡のテレビが映るものと思っていたのが、
東京キー局が映っていてちょっと驚いたことがありますね。

伊豆は平塚湘南平局も拾えそうに思いましたが、
小田原局の周波数が変わるのなら、それは朗報なんでしょうね。

  • 2011/02/27(日) 21:31:04 |
  • URL |
  • わいおか #9enIUaYc
  • [ 編集 ]

わいおかさん
伊豆半島の東京側は、東京キー局を見ている世帯が多いですね。もちろん立地条件の関係で、静岡局を見ている家もありますがね。

平塚局も、小田原局、東京タワーと同一チャンネル(NHK総合以外)ですので、こちらも遅延波によるデジデジ混信が起こりやすいですね。ただ平塚局は垂直偏波ですので、場所によっては、混信を受けずに平塚局が取れるかも知れませんね。
山岳反射波による遅延波でも、デジデジ混信は発生しますので、中々地デジの受信は難しいものがありますね(^^;

  • 2011/02/27(日) 23:23:56 |
  • URL |
  • houtou #kDj9aPoo
  • [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://tvfm.blog.fc2.com/tb.php/787-9d3d2aa9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。